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製品の紹介

外壁、床面、地下ピット等の裏面又は内側から水が表層から浸み出るのを防ぎます。石材裏面処理又は塗装下地の表面処理(プライマー塗装前)をする事によって表面への浸み出しや、塗料と躯体との界面剥離を抑制し塗料を長持ちさせます。塗料の接着力を低下させることはありません。

MAXAM A-200  製品の特性

 マクサムA-200は無機質系の浸透反応型劣化吸水防止剤で、コンクリート等の基材に塗布することで基材内部の遊離アルカリ・シリカ成分と反応し、疎水層を形成することで防水効果を発現させます。
 マクサムA-200はA-100に比べて有効成分が濃くなっているため、コンクリート・コンクリート二次製品への使用に適しています。

MAXAM A-200 の物理・化学的性質
主成分: 
アルカリ金属珪酸化合物
粘度: 
5Cp(5mPs/s)
表面張力: 
35dyn/cm  at  20℃
比重: 
1.05  at  20℃
PH: 
12.5(強アルカリ性)
有効成分: 
21wt%
危険物区分: 
無機質系水溶液につき消防法に該当しない
外観: 
無色透明水溶液
臭い: 
なし
凍結点: 
0℃(再使用可)
貯蔵安定性: 
24ヶ月(0℃~40℃)
安衛法: 
該当しない
毒劇法: 
該当しない
混入化学物質: 
下記に示すシックハウス及びVOC(揮発性有機物)該当物質は全く含有しない。
ホルムアルデヒド・アセトアルデヒド・トルエン・キシレン・エチルベンゼン・スチレン・パラジクロロベンゼン・テトラデカン・クロルピリホス・フェノブカルブ・ダイアジノン・フタル酸ジーn-ブチル・フタル酸ジー2-エチルヘキシル
MAXAM A-200  取扱い上の注意
本製品は珪酸と金属化合物の高アルカリ性水溶液(PH12~13)ですので、使用に際しては、下記の注意を必ずお守り下さい。
施工時にはゴーグル・マスク・手袋等の保護具を着用して下さい。とくにスプレーや噴霧器で施工する場合は、飛沫が付着しないよう、保護具を着用して下さい。
目に入った場合は、ただちに大量の水で洗い、速やかに医師の診察を受けて下さい。また、誤って飲み込んだ場合も、同様の処置をして下さい。
施工中及び施工後は、適宜に手洗い・うがいを充分に行って下さい。
本品が皮膚に付着し、痛みや外観の変化がある場合は、医師の診断を受けて下さい。
保管は必ず栓・フタをして、子供の手の届かない所に保管して下さい。密閉状態で、製造後24か月は使用可能です。(ロット番号で表示)
内容物は使い切ってから、容器を廃棄して下さい。
一度使用した本品を容器に戻さないで下さい。余った本品は、100倍の水で薄めるか、若しくは酸で中和して廃棄して下さい。または産業廃棄物処理業者に委託して下さい。
MAXAM A-200 施工要領及び注意点

試験施工の実施

本施工前に基材への試験塗布を行い、外観の変化・効果を確認して下さい。
標準塗布量は1㎡あたり0.2Lですが、基材の種類・吸水率等により増減します。
また、基材の種類・離型剤等の有無・汚染の度合い等により、仕上がり色彩の濃淡等の変化が見られる場合がありますので、試験により確認して下さい。

基材の洗浄・清掃作業

基材表面の汚れ・ごみ・砂・型枠離型剤等を除去する目的で、洗浄を行って下さい。
温水による中・低圧洗浄(40~70㎏/㎡、70~80℃)が有効です。

下地処理・養生

塗布予定場所に補修の必要がある場合は、予め修理補修をして下さい。モルタル等で補修する場合は、樹脂分の少ないモルタルを使用して下さい。
また、塗布予定場所の周囲の窓ガラス・アルミサッシ・植栽・自動車等にマクサムの飛沫がかからないように、養生シートで覆って下さい。

マクサム塗布

基材の洗浄・乾燥を確認後、刷毛・ローラー・低圧スプレーにより、マクサムを塗布します。この際、1分以内に追っかけ2回塗りを行って下さい。

拭き取り

吸水率の低い基材においては、塗布したマクサムの余剰分が基材表面に残留することがあります。そのまま乾燥すると、残留成分が白い結晶となります。それを防ぐために、濡れ色が出ているうちに、固く絞ったウェスで表面の余剰分をよく拭き取って下さい。
余剰分を拭き取っても、マクサムの初期反応が早いため、防水効果は発現します。
また、拭き残し等で結晶が残っても、早い段階であれば結晶自体が柔らかいので、箒・スポンジ等で払い落とすことができます。時間が経って固くなってしまった場合には、基材が乾いた状態で、硬い洗浄用スポンジでこすり落としてください。

乾燥養生

塗布後24時間は、雨・雪・水等がかからないように、養生して下さい。


製品の種類: マクサム A-100 ボタン マクサム A-200 ボタン マクサム E-70 ボタン